ブリティッシュ・ロック伝説のバンド「Led Zeppelin(レッド・ツェッペリン)」を通らずしてロックは出来ない!って思ってます。
殆どのロックバンドのルーツで、直接ではなくても必ずレッド・ツェッペリンにたどり着くはず!
自分の尊敬する好きなドラマーの方々も、レッド・ツェッペリンのドラマージョン・ボーナムからの影響を受けていて、1980年に死去されて今なお世界一のドラマーと賞賛されてる。
レッド・ツェッペリンの曲は、ジョン・ボーナム無くして出来なかったはず!
多くの名曲があるわけなんですけど、何故「Rock And Roll」が最強なのか。
何気なく聴いてるだけでは、実は分からないと思う。
この曲の特徴は、突進してくるかのようなエイトビート!にアンサンブルが乗ってるわけなんですけど、シンプルに聴こえるこのエイトビートが本当にヤバすぎる!
普通のエイトビートは、ハイハットを8分で刻み、キックを1拍と3拍に、スネアを2拍と4拍に置く。
だけど、「Rock And Roll」のエイトビートは、ハイハットを8分で刻み、キック8分刻みで2拍と4泊を抜いていて、スネアも8分(2拍と4拍以外は小さい音)で叩いている。
両手と足が、曲の殆どを8分刻んでる。
これが「Rock And Roll」のエイトビート!
しっかり聴いてみると、分かると思います。
このエイトビート、特に小さく叩いてる8分で刻むスネアが「Rock And Roll」の曲をこれだけカッコよくしてると思ってる。
イントロも秀逸なんですけど、ドラムセンスがハンパなく凄すぎるからこそ、ジョン・ボーナムのプレイをコピーするドラマーは、全世界で後を絶たないわけで。
今聴いても思うんですけど、元々ブルース・ロックのヤードバーズからの流れもあるので、ビートがタイト!
だから、レッド・ツェッペリンのスローな曲でも、ベターっとしない。
年月を経て今またレッド・ツェッペリンを聴くと、ジョン・ボーナムの凄さが分かったりする。
フー・ファイターズが、ジミー・ペイジ等のメンバーと演ってる映像を観ると、こういう風にロックが受け継がれてるって事が分かる。
デイヴ・グロール(Dave Grohl)のドラムもカッコよくて、やっぱりジョン・ボーナムの影響を受けてたんだなって思うわけです。
やたらフィルばっかりやるドラマーも居るけど、それはドラマーのエゴ。
最高の曲にするためのシンプルなビートが、大切だと改めて思うわけです。
そういえば、18才ぐらいの時に鬼のように練習したのは「Immigrant Song」だった。
この曲を練習したおかげで、キックの使い方が上手くなった。
キックが弱い人は、是非練習すると良いです!
今回は、ドラマーな感じなコラムでした。
それでは、また!
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