バンドブーム時代に色んなスリーピースロックバンドが多くいた中で、異才を放ってたバンドだと思う。
それがBLANKEY JET CITYだった。
当時、イカ天で全国的に名前を広め一気にメジャーになってた。
中学生時代に放送されてたイカ天は深夜にやってたけど、親が厳しかった私はあまり観れなかった…
高校生になって、音楽雑誌で気になって買ったCDが「Bang!」だった。
当時のベンジー(浅井さん)は、グレッチのギターにリーゼントだったので、その風貌からロカビリー的な音楽かと思いきや、想像とは全く違ったサウンドが流れてきた時には驚いたな。
ストレイキャッツの影響で、グレッチのギター=ロカビリーって変な固定観念あったからな~。
そんな浅井さんの歌声も個性的で好みが分かれると思うけど、私はあの歌声が好きだった。特に歌詞の世界観に引きずり込まれた。
照井さんのクールなベーススタイルと攻めたベースラインが凄くカッコよかった!
もちろん達也さんのドラムもカッコよくて、ドラムフレーズとか真似てた(笑)
当時、達也さんは26インチってデカいバスドラムのセットだったから、自分もデカいバスドラにしたいって思ってた。何の因果化か、初めて購入したドラムは小さいバスドラになったんだけど…
ま~自分の事は置いといて(笑)
ほんとBLANKEY JET CITYは、不良のロックでカッコいい!
本当に大成した3ピースバンドって、BLANKEY JET CITYだけじゃないかな~って勝手に思ってる。
日本だと中々3ピースバンドって生き残れないって言われてたんだよね。
どうしても、楽器と歌を同時に行うって負担が大きいからサウンド的に弱くなってしまうってのもあるんだと思う。
でも、BLANKEY JET CITYの楽曲って、ちゃんと音の隙間があってそれがカッコ良かった!
BLANKEY JET CITYの楽曲の殆どが、ペラペラなギターサウンド!
それまで、音の隙間なんで無いような楽曲のバンドばっかり聴いてたのもあるんだけど、本当に新鮮だったな。
後に、音の隙間がとても大切だって事も思い出させてくれた。
BLANKEY JET CITYは、浅井さん、照井さん、達也さんの三人だったからカッコ良かったのもあるし、この三人じゃなかったらここまでのバンドになってなかったかもしれない。
若い世代でも3ピースバンドも増えたみたいだけど、BLANKEY JET CITYのようなカッコイイバンドってのは出てないような気がする。SHISHAMOとか女の子のバンドが増えたな~
時代の流れもあると思うけど、こんなカッコいいバンドが居たんだぞ!って知ってもらえれば幸いかなと思ってます。
それでは、また!
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