SIONを知ったのは、まだギリギリ10代だった頃。
※申し訳ございませんが、ここはファン目線で呼び捨てさせて頂います。
当時は、すべてに置いて否定され続け自暴自棄になってた時があった。
福岡の片田舎生まれで、それなりに根性もあった。
でも、何でもかんでも否定され続ければ、やっぱり辛くなっていくもんで。
顔には出さなかったけど、心の中は本当に苦しい時にSIONの曲に出会った。
最初に聴いたSIONの曲は、【俺の声】だったと思う。
その曲を聴いて何故かとても気持ちを包んでくれるような気がした。
まるで、居酒屋でたまたま隣り合わせになって、愚痴を聞いてくれてるかのような感じになった。
ま~色々あるけど元気出せよ!ってそんな感じに自分は思えた。
SIONの歌は本当に独特で、好き嫌いが分かれるかもしれないけど、自分はそんなSIONの曲がとても好きになった。
目を閉じてSIONの曲を聴くと、まるで目の前でドラマのような風景が見えてくる。
ルースターズやモッズのように、速くもないし激しくもないんだけど、本当に心に響いてきて。
特に若い頃は、色々と状況も変化が激しくて順応するのに必死だったから、そんな時にSIONの曲に出会えたのは偶然じゃなく必然だったのかもしれない。
特に俺の声と12号室は、今も涙が出てくる。
自分の魂に直接歌ってくるような感じで、そしてその曲の世界へとすーっと入って行ってしまう。
今、コロナ感染で色んな事が変わって制限もされて、友人とすら会えない。
そりゃストレスっていっぱい溜まってるよね。
それによって犯罪が増えてるのも、やっぱりあると思う。
特に話題になった、他人を巻き添えにしようとして自分も死のうとする事件。
心が病んでるんだよね。
誰にも言えない、苦しい、死のう…って、でも一人だと寂しいって…
そんな犯罪者だけど、もし愚痴を聞いてくれる友が居たら違ってたかもしれないし、自分のように音楽に救われる事だってある。
音楽って、そんな人達を救ってくれるんじゃないかなって思うんですよ。
自分の場合が、それがSIONだったのかもしれない。
辛い時にハッピー過ぎる曲を聴くと、もっと辛くなる時もあるし嫌になってしまう事もある。
そんな時に、ゆっくり静かに歌ってくれるSIONは、ほんと無理しないで聴けるし生きてればなんとかなるじゃん!って少し楽になるんだよね。
あくまで個人的な感想だから、一概にはそうとは限らないんだけど。
ま~騙されたと思って聴いてみてくださいよ。
それでは、今日はこの辺で。
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