フェンダーの看板とも言えるギター「テレキャスター」は、1949年から今でも多くのギターリストに愛されてるエレキギター。
見た目はこんな感じです。
当初はエスクワイヤー(Esquire)の名称で1949年に発表、ブロードキャスター(Broadcaster)という名前で1950年に発売された。
引用元 ウィキペディア
発売されて半世紀以上も経つにも関わらず、テレキャスターは今でも人気が高いギターです。
その理由としては、テレキャスターをカッコいいロックギタリストが使用してる事が影響してると考えてます。
そんなテレキャスターを持つ姿が似合うロックなギタリストを、誠に勝手ながら選んでみました!
キース・リチャーズ(ザ・ローリング・ストーンズ)
キース・リチャーズといえば、UKロックバンドのレジェンド「ザ・ローリング・ストーンズ」の結成メンバーでギタリスト。
そんなキース・リチャーズが、世界で一番テレキャスターが似合うロックギタリストと思ってます!
キース・リチャーズの影響で、テレキャスターがカッコいい!弾きたい!ってなった人は数知れずですし、私もそのうちの一人です。
テレキャスターをここまでの人気にしたのは、キース・リチャーズと言っても良いでしょう!
キース・リチャーズといえば、テレキャスターの6弦だけを外したオープンGチューニングでのギタープレイ!
それこそが、ローリング・ストーンズが世界的なロックバンドになった一因と思ってます。
ジョー・ストラマー(ザ・クラッシュ)
テレキャスターが似合うといえば、ザ・クラッシュのボーカル・ギターであるジョー・ストラマーは外せない。
そんなジョー・ストラマーのメインに使ってるギターといえばフェンダーテレキャスター!
ジョー・ストラマーが、テレキャスターを使ってなかったら全く違った事になってたかもしれないほどに、それだけ影響するって事です。
ザ・クラッシュの音楽がカッコ良かったのもあるが、ライブのパフォーマンスや、音楽雑誌等の写真などでテレキャスターを持つ姿を見て、それに影響されていった時代。
そんな今は亡きジョー・ストラマーのボーカル・ギターのスタイルは、日本でも多くのミュージシャンがリスペクトしてる。
パンク・ロックでジョー・ストラマーを知らないなんて事は無いと思うが、若い年代にはもう知られてないかもしれない。
ロック好きなら、ジョー・ストラマーは絶対に抑えておくべきです。
ウィルコ・ジョンソン
ウィルコ・ジョンソンといえば、Dr. Feelgoodから使用してる黒のボディに赤いピックガードのテレキャスターが印象的。
ウィルコ・ジョンソンのテレキャスターから繰り出されるカッティングに、多くのロックギタリストが憧れの眼差しだった。
ピックを使わない独特のカッティング奏法は、まさにマシンガン!実際にやってみた事があるが難しすぎる…それを彼は簡単にやるんだから凄すぎる。
ちなみにピックガードが赤い理由は、激しいカッティングで指から血が出た時に分からなくするためとかないとか。
そんなウィルコ・ジョンソンといえば、癌の病から不死鳥のごとく復活した話は有名すぎる。
布袋寅泰(BOØWY)
布袋寅泰さんの場合は、テレキャスターというよりはテレキャスタイプのギターになってしまうかもしれない。
独特のギターに描かれた模様とステージングとギタープレイで、当時使用してたフェルナンデスのTEJシリーズを、全国のギターキッズに買わせたほど!
高身長を活かしたステージングとギタープレイは、当時のギタリストには衝撃的だったし、今もあれだけのステージングをするギタリストを見た事がない。
そんな布袋さんは、初期のBOØWY時代に1本のテレキャスタイプのギターしか持ってなかったので、それをずっと弾いてたそうだ。
そして初めて自分のギターを作る際に、弾きづらい音の切れる唯一のテレキャスにした事でギタープレイが変わったそうです。そのおかげで、BAD FEELINGという名曲が生まれる事に繋がったそうです。
そしてBOØWY全盛期時代に自分のギターを確立させ、唯一無二の存在になった布袋さん。
今はフェンダーのテレキャスターを所有してるとは思うが、やっぱり布袋さんといえばあのギター!
アベフトシ(THEE MICHELLE GUN ELEPHANT)
THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのギタリストのアベフトシさんの、メイン仕様はハム搭載のテレキャスター。
テレキャスターにマシンガンカッティングは、ルーツに「ウィルコ・ジョンソン」の存在があることが分かる。
テレキャスターを持つ姿がこれだけ様になる人は、アベフトシさんが一番かもしれない。
90年代に人気を博し、人気絶頂のまま解散したTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTで、数々の名曲のリフは、殆どがテレキャスターで演奏されている。
残念な事にアベフトシさんは、2009年に若くして死去されている。
亡き今でも、20代のギタリストの間で絶大な人気で、最近YouTubeでアベフトシさんのコピーをしてる人も居るが、何故かギターがストラトキャスターだったりするのが残念。
森山達也(THE MODS)
森山達也さんといえば、めんたいロックのTHE MODSのボーカル・ギター!
80年代に全国区になり、今もTHE MODSとして活動している。
そんな森山さんのトレードマークもテレキャスター!
黒のテレキャスと、白のテレキャスを使い分けてる。
低い位置でテレキャスターを弾く姿や、テレキャスターをステージ横へ投げる姿も印象的。
TWO PUNKSで奏でるカッティングは、テレキャスター以外は考えられない。
森山達也さんをはじめTHE MODSは、今も日本のロックシーンに大いなる影響を与えていて、また新しい若者へと継承されていくんでしょう。
OKI(THE STREET BEATS)
THE STREET BEATSのOKIさんもメインは、黒のテレキャスターを弾いている。
OKIさんは、かなり低い位置でテレキャスターを弾くスタイルがとても似合ってる。
そんな黒のテレキャスターのボディには、オリジナルのペイントがされている。
ちなみにOKIさんが使用してるテレキャスターは、フェンダーではなくビンテージのスクワイヤー。
ビンテージのスクワイヤーは、当時フジゲンが制作してた事もある事から品質が高かったそうです。
ライブで使用すると、テレキャスの音がとても大きく感じる。
THE STREET BEATSは、映画「クローズ」にも曲が使われ多くの不良たちに愛される音楽でもあるが、実際に聴くと純粋で想いと理不尽に抗う代弁者のような歌詞、メロディーセンスはおそらく他に居ないだろう。
今井秀明(横道坊主、HHR THRILL LOUNGE)
今井秀明さんも、テレキャスターが似合うギタリスト!
横道坊主では、30年以上同じギターを愛用していて、そのボディにはオリジナルのペイントが施されてるが長年愛用する間に少しずつ色が剥げて良い感じに変化している。
ちなみに仕様は、5弦のオープンGと思われるチューニング。
横道坊主のSTREET NOISE、UNDER THE UK等の初期曲は、このメインのテレキャスターで演奏される。
最後に
テレキャスターが似合うロックギタリストを独断と偏見で勝手にセレクトしてみました!
若い世代にもカッコイイ、テレキャスターが似合うギタリストが現れる事を待ってます!
それでは、また!
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