キャロルといえば、日本のロックに大いなる影響を与えたバンドだと思ってます。
ロックな音楽好きな日本人だったら、矢沢永吉を知らない人は絶対に居ないはず!
最初は、生まれる前に解散してるのでキャロルのイメージより、ソロミュージシャンの矢沢永吉、役者のジョニー大倉だった。
ちゃんとキャロルを知るキッカケは年の離れた兄から教えてもらってからで、でも有名なファンキー・モンキー・ベイビーや、ルイジアンナは、テレビでよく流れててキャロルの音楽自体を知らずに聴いてた。
兄がキャロルのファンでLPを持ってて、伝説の野音の話や舘ひろしや岩城滉一が在籍してた時代のクールスがキャロルの親衛隊だった事も兄に教えてもらったと思う。
YouTubeでクールス時代の映像がこちらです。
教えてもらった時は、まだそんなに興味もなくて「へぇ~」って思ってたぐらいだった(笑)
そんなキャロルをよく聴くようになったのは、20歳を過ぎてからだった気がする。
ロックンロールについて試行錯誤してた時だったと思うんだけど、そんな時にバイブルになったのがキャロルだった。
ロックンロールをベースにした演奏に、矢沢さんの独特な歌いまわし。
キャロル時代の矢沢さんは、ベースボーカルなんですけどベースのリズムと全く別のリズムで歌うってすごい事やってるんですよ。
ファンキー・モンキー・ベイビーとか、ほんとそうなんです!
ベースボーカルだったらスティングと矢沢さんが、自分の中のベストベースボーカルなんですよ。
ファンキー・モンキー・ベイビーのイントロなんて、ほんとシンプルなんだけどあれだけカッコよくする内海利勝さんは、やっぱりすごい。
それにジョニー大倉さんの作詞のセンスが、キャロルの名曲(ファンキー・モンキー・ベイビー、ルイジアンナ等)を生んでいったのは間違いないです!
そしてロックンロールのドラムのお手本として、ユウ岡崎さん!
そのエイトビート、特にハイハットの刻み方で曲のノリが変わるって事がヒントになって、それからエイトビートの奥深さの沼に入っていくわけです。
当時のルイジアンナの映像で、そのエイトビートのすごさが分かると思います。
その他、涙のテディボーイ、グッド・オールド・ロックンロールも好きな曲。
そんなキャロルが伝説になったのは、このメンバーだったからだと思う。
- 矢沢永吉
- ジョニー大倉
- 内海利勝
- ユウ岡崎
もし一人でも違ってたら、全く違うバンドになってたと思う。
そんなキャロルを聴くと、やっぱりロックって不良の音楽だと思い出させてくれます!
ロックンロールには、リーゼントと革ジャンとバイク!
現在70歳を超えてるにも関わらず、今も音楽の第一線で活躍してる矢沢さんの凄さ。
そんな方が、音楽で成り上がるために作ったバンド!
もしタイムマシーンがあったら、当時の生キャロルを見に行きたいです。
お願いドラえも~ん!って。
そんなキャロルは、72年~75年の3年間しか活動してないのに、この影響はあまりにも大きすぎます。
それでは、また!
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