THE COLTS(ザ・コルツ)を初めて知ったのは、10代だった。
あのTHE MODSのレーベルから出てたオムニバスCD「SCARFACES」で聴いたのが始まりだった。
コルツとしては「暗黒街」、「銀行強盗」で、カッコいいバンドだから聴いてみて!ってバンド仲間だった友人に教えてもらった。
その聴いたザ・コルツは、IWAKAWAさんがギターでメインボーカルは下山さんの時代だった。メジャーになった時とは、全く編成が違った。
IWAKAWAさんが以前にやってたバンド「ROLLIE」を聴いてたって流れもあるんだけど、一発でカッコイイってなったな。
当時、同じ歳の友人と一つ後輩達とで作ったバンドでROLLIEと、コルツの曲をカバーしてたりしてた。
その後、コルツのアルバム「LIFE IS A CIRCUS」が出てボーカルがIWAKAWAさんになって、ホーンセクションが入ったり、衣装が囚人服になってたりして、まさにエンターテインメントなロックバンドになったと思ったわけです。
楽曲もそういう感じで、サーカスとかカーニバルとかを曲名に入れてるのもあって、遊園地のようなロックバンドになってて衝撃だった。
なによりボーカルがIWAKAWAさんになった事が、コルツの魅力があれだけ上がったと思ってます。ギターもメチャクチャ上手いしカッコイイんだけど、あの歌声はセクシーすぎる!森山さんの歌もセクシーなので、このお二方の歌は本当にすごい!
まさか10代に憧れてたバンドの人達の数年後に同じステージに立つ事になるとは、当時夢にも思わなかったわけで(苦笑)
そしてTHE MODS初の福岡でのオールナイトイベントで、ご一緒する事になってそれをキッカケにバンドでの親交が深まる事になっていったわけです。
当時はメジャーからインディーズへ戻った時だったので、囚人服を一旦止めてた時期でした。
この時期は、コルツと一緒にライブをさせてもらって、ライブをいかにエンターテインメントショーにするのかってのも教えてもらったと個人的に思ってます。
コルツのライブは、ほんとロックを楽しんでるって感じなんですよね。
観た人なら分かると思うんだけど、ライブの流れが本当によく考えられてて、アクシデントさえショーにするところも本当に為になってました。
ライブってトラブルやアクシデントってやっぱり起きるわけで、当時自分がやってたバンドの時なんてペダルのビーターが外れてバスドラから音が出なくなるアクシデントがあったら、問答無用でバスドラ蹴られてたな(笑)
今思うと客で観たらホント引くと思う。
打ち上げでも、IWAKAWAさんやKANDAさん、Yama-Changさんに雑学の面白い話(KFCのチキンは品種改良で脚が6本生えてるとかあくまで想像の話や、男の臭いは胸から出るみたいな話)から、音楽の真面目(ライブやレコーディングやロックとは)な話を聞かせてもらったりしてましたね。
個人的にJOHNNYさんと仲良くさせていただいた時期もあったり、コルツの方々には本当にお世話になりっぱなしで、ここ数年はコルツやザ・マックショウに、クリエイティブな事で携わらせてもらったりしてるけど、モノ作りってやっぱりセンスも大切だと感じてるんですよね。
コロナが終息して、コルツのロックエンターテインメントショーが観れる事を楽しみにしてます!
それでは、また!
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