独断と偏見ですがロック・ミュージックのカッコ良さはどれだけシンプルな曲にするという事かもしれない。

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今の世の中は、色々なロック・ミュージックが存在してる。

50年代のロックンロールからであれば、もう70年を超えてる。

今の若い子たちに人気のあるロック音楽は、まず音符が多いと思う。自分も若い事は手数の多いフレーズを使うドラマーも好きだった事あるんで、若い時ってそういう音符の多いロックがカッコいい時期もある。

でも、やっぱり色々聴いてきたけど印象に残るロックの名曲って案外シンプルな曲が多い。

50年代のロックンロール・ミュージックは、本当にシンプル。

ブルースからの流れなので、基本的に曲がスリーコードで、同じコード進行を流用するのは当たり前だった。

やっぱりロックンロールといえばこの曲だろう。

エイトビートが微妙にスウィング(跳ねてる)してるのも、この時代の特徴。

60年代にあのビートルズが人気を出すわけですけど、この頃のエイトビートはだいぶ8分音符になってる。

その後色々なロックバンドが出てくるわけですけど、50年代・60年代のロックは本当にシンプルで今聴いても名曲が多い。

その後、手数が多いハードロックやヘビーメタルといったジャンルが出てくるわけなんですけど、名曲になってる曲は案外シンプルな曲だったりする。

おそらく、音数が多いと聴いても脳内処理出来ないわけで、まず良い曲なのかと理解出来ないんだと思う。慣れれば良いんだけど…

演る側からすると音数が多いというのは、音数の迫力で誤魔化せるわけです。

逆にシンプルにするって事は、誤魔化しが出来ないって事。

本来のロックンロールは、シンプルな伴奏にメロディーが乗ってくるわけなんです。

楽曲のノリを最大限に出すために、敢えてシンプルにしてるわけです。

70年代の初期パンクといわれるジャンルも同じだと思う。

あのラモーンズは、シンプルこそベストだという事を教えてくれてる。

すべての楽器がダウンでエイトビートを刻む事で、ラモーンズの楽曲の疾走感が完成してる。

ダウンのエイトビートをバンド全体で極めるとすごいという事を教えてくれてる。

バンドとは、こういう自分たちにしか出来ない音楽を追及する事だと思う。

色んなカバーバンドが存在するけど、やっぱりオリジナルには勝てない。

それは0から作ってきたオリジナルと、1からやるカバーバンドでは音への追及が雲梯の差があるからであるわけです。

上手いとか、下手くそとかじゃなく、自分たちのオリジナル曲の表現は誰にも負けないという事だと思う。

話を戻して

カッコいい曲とは、どれだけ余計な事をせずシンプルにするかだと思うんです。

これは好みもあるので、独断と偏見という言葉を借りてます。

どの時代もそうなんだけど、やっぱりシンプルな曲が人気になってるわけです。

先ほども言ったけど、分かりやすい楽曲やメロディーって耳に入りやすいし残りやすい。

ロックがこの世に出来て70年も経てば、色々とやりつくしてるので仕方ないんだと思うけど。

今の20代が知らなかった80年代の音楽をカッコよく感じるのも、時代の流行りが巡り巡ってるわけで。

そんなわけで、ロックの日まであとわずかって事でロックを聴きまくりましょう!

それでは、また!

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