アメリカのエルヴィス・プレスリーがロックンロールの神様だったら、エルヴィス・コステロはロックの先生と思ってる。
それは、多くのロックバンドがエルヴィス・コステロの曲のフレーズ等をパクってるからだ!
コステロも高校生の時に先輩に教えてもらった。
最初に聴いたアルバムがディス・イヤーズ・モデル(This Year’s Model)だったのも幸運だった。
そのアルバムの1曲目の「No Action」を聴いてカッコイイってなってたと同時に、なんか聴いた事のある曲だとも思った。
それがTHE MODSの「カウンター・アクション」と分かったんだけど、コステロの曲を今でいうとオマージュしてたわけです。
THE MODSもカッコイイと認めるバンドだったら、絶対にカッコイイと思って聴いてたらハマりました!
「Pump It Up」・「Radio Radio」は絶対に聴くべきだし、「(I Don’t Want To Go To) Chelsea」・「Lipstick Vogue」は、とにかくドラムから始まるイントロがカッコ良くて、そこだけ練習してた(笑)
「Watching the Detectives」は、イントロのタムの音の歪み方がカッコ良くて、これってどうやってレコーディングしてるのか気になってたな。
当時、コステロを教えてくれた先輩とバンドしてた時にコステロの曲のカバーもしてたな。そのバンドは途中からオリジナル曲に切り替わるんだけど、そのオリジナルなはずの曲が、どう聴いてもコステロの曲にしか聞こえないほど、アレンジもメロディーもパクってて先輩に「本当にオリジナルですか?」って確認したな~。先輩の答えは「日本語だからオリジナルだ!」だった(笑)
そんな事もあったりと。
日本の結構有名なバンドがコステロを思い起こさせる曲を出してて、それだけエルヴィス・コステロの曲がカッコいいから、皆真似したくなるのは分かるんですよ。
ほんとコステロってポップなんだけどクールな曲が多い!
特に、エルヴィス・コステロ&ジ・アトラクションズ名義での作品は名作!
コステロだけじゃなく、このメンバーでのアレンジや演奏があったからカッコイイわけですよね。
初来日では、ほとんど見向きもされなかったのは有名な話だけど、その時のプロモーションが雑だったんだろうなって思うんですよ。
そんなコステロの象徴でもあるメガネにリーゼントは、あのシーナ&ザ・ロケッツの鮎川誠さんも影響を受けてたと思う。(本人に確認したわけじゃないのであくまで予想)
ロック好きは、コステロと同じメガネのブランドを好んで着けてる人も多いですね。
現在もコステロは健在!
ロックの先生として、本当にお世話になってます!
それでは、また!
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