THEE MICHELLE GUN ELEPHANT(ミッシェル・ガン・エレファント)のファーストシングルCD「世界の終わり」を手に取った時が、運命的な出会いだった。
ミッシェル・ガン・エレファントをどうやって知ったのかは忘れてしまったけど、世界の終わりを聴いた時はカッコ良すぎてビビった事を思い出す。
おそらくバンドの音楽雑誌だと思うんだけどね。
当時は、ビジュアル系が全盛期でどこもかしこもお化粧したビジュアル系バンドばかりで、ブルース・ロックやパンク・ロックなバンドが少し低迷してた時期だった。
そんな時代にも関わらずに、ミッシェル・ガン・エレファントはそんな事お構いなしな感じだった。
そんなミッシェル・ガン・エレファントの「世界の終わり」のイントロのギターを聴いた時点で、絶対にすごいバンドになると勝手な思いもあった。
バンドのファッションも、ジャムのようなモッズスタイルのスーツもイカしてた。
当時は、周りに代わり映えのしないビジュアル系ばかりで、男のロックに飢えてたのかもしれない。
そんな時に出てきたのが、ミッシェル・ガン・エレファントだったわけです!
まだ全国区で人気出てない時代だったと思うんだけど、そのロックはまさにめんたいロックのルースターズを彷彿させるような感じだったので、そりゃ好きになりますよ。
チバさんの攻撃的な歌い方もほんとカッコイイし、亡くなったアベさんはドクター・フィールグッド(Dr.Feelgood)を彷彿させるギターカッティングは多くのギターキッズに今でも愛されて続けてる。
ベースのウエノさんとドラムのクハラさんは、最強のバックビートだと思ってる。
私の中では、この四人がミッシェル・ガン・エレファント。
当時、クハラさんがリンゴスターと同じカラーのラディックのドラムセットで、それがカッコ良くてビンテージのラディックもほしくなった時期だったな~。
ゲット・アップ・ルーシー、バードメン、G.W.D、ジェニー、赤毛のケリー等次々とカッコイイ曲ばかり出していったし、ルースターズのトリビュートアルバムでの「DO THE BOOGIE」も最高すぎた。
やっぱりカッコいいからどんどん人気が出てきて、あの2003年のミュージック・ステーションでのt.A.T.u事件で起きた生ライブ!
全く予定になくても楽器とマイクがあればその場でやれるのは、ミッシェル・ガン・エレファントが本物のライブバンドだから成せる事!
そりゃ伝説にもなりますよ!
当時、自分もライブツアーに明け暮れてたので、ライブがどれだけ難しくて大切なのかってのは身に染みて感じてます。
ライブってまさに生もの!
そんなライブがカッコいいミッシェル・ガン・エレファントは、90年代~2000代を代表するモンスターロックバンドなのは、みんなも知ってる通り!
やっぱり上手いバンドが好きじゃなくて、カッコいいバンドが好きなんだな~とつくづく実感してます。
それでは、また!
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