色んなロックバンドを聴いてきたり、観てきた事で思ったのは演奏の上手い下手とは関係がないというお話を今回はしていきたい。
結論からいうと
カッコ良ければいい!
だけなんですよね。
楽器演奏がどんだけ上手かろうと、カッコ悪ければ台無しって事。
逆に言えば、下手でもカッコイイなら良いと思う。
パンクだったら、それは間違いなくシド・ヴィシャスでしょうね!
ベーシストとしては下手くそだけど、セックスピストルズのカッコよさをアップしたのは、あの人の存在があるからだと思う!
そのために、一定数が変な風に解釈してしまってる原因でもある。
下手=ロック
下手=パンク
周りにそんな解釈をしてる人が居るかもしれない。
ある意味合ってて、ある意味合ってない。
じゃあ演奏が上手いロックバンドは?って思うんですよね。
自分のルーツでもあるバンド、ルースターズやモッズは演奏も上手いし、BOØWYだって上手い。
でも彼等は絶対に「カッコイイ」を優先させたと考えてます。
音楽をカッコ良く表現するために、その時々で必要な演奏技術があるんですよ。
例えば、イメージした歌のフレーズを歌えるようにするでしょ?
もっと分かりやすく例えるなら、他人に伝わるように言葉の使い方を努力?工夫?なんかするでしょ!
それは音楽じゃなても同じだと思うわけで。
周りにかっこいい・可愛いと言われたければ、お洒落したりするわけです。
特にバンドはステージに立つ以上は【表現者】です。
適当にバンドしてる人は置いといて(笑)
そういえばバンドマンっていくつか居るんですけど、例えば自分だけで満足出来るオナニーバンドだったり、適当なライブステージの後飲んだくれてるくずバンドマンだったりが殆どだけど、もちろんちゃんと動員を伸ばすべくお客さんに伝わるように色々と試行錯誤してるバンドも居るわけです。
結局、バンドなんてライブを観に来てくれたお客さんに自分達の音楽が伝わらないと意味がないと思う。
俺たち最高だよね!ってメンバー同士で言い合ったり、今日は楽しかった!ってもう趣味で良いだよ。
だからって、バンド自身が良い音楽だとお客さんに押し売りしても引くわけです。
「俺らの音楽最高だろ?」って言われてもさ~って(笑)
結構ですってなるでしょ。
まず大切なのは、バンドの音楽をちゃんと表現できる演奏力!
演奏力って説得力に近いんだよね。
ある程度演奏力があるだけで、格段に音楽って伝わりやすくなる!
実際に演奏力があって、かっこいいバンドなのにお客さんの動員が伸びないってものある。
それは日本だからなんだよね。
そもそも日本人の殆どがミーハーで、そして自分で良いモノを判断出来る人が少ない!
大多数が良いといえば、良いモノって勘違いしてる人ばかり。
「食べログ」でお店探す時点でそうでしょ!
何かを探す時に他人の評価なんだよね。
音楽だって大多数が良いって思うから、良い音楽だと勘違いしてる。
今大人気で「Ado」って居るけど、聴いたけどあれの何が良いの?って言われてちゃんと出来る人居るのかな。
正体不明だからミステリアスって考えもあるんだろうけど、どこの誰かも分からないのに何を信用すればってならないんだね。
本当にカッコイイ音楽って、アンダーグランドだったりする。
それが何かの拍子に人気が上がるです!
有名な野外フェスに出演したり、メディアで取り上げられたり。
でも、本当にカッコイイバンドを分かる人って人気ない時から見に来るんですよ!
アンテナのはり方が普通の人よりも凄いんでしょうね。
話が変わってしまった気がしますが、今日はこの辺で!
また!
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