BARBEE BOYSをリアルに知った時は、まだ小学生だった。
当時は、音楽に全然興味もなくて少年野球やってた。
中１の時にコカ・コーラに付いてたシールで応募すると貰えた8センチのオムニバスCD。（実家に置いてたけど今は捨てられてる）
音楽に興味なかったから、その時CDラジカセもなくて聴く事が出来ないんで、父親に頼み込んで電気屋さんにCDラジカセを買いに行ったのを覚えてる。
当時、CDラジカセって高かったんだよね。ダブルカセットだったし重低音機能とかもあった。
はじめてのCDラジカセで聴いたのが、そのCDでその中にBARBEE BOYSの「目を閉じておいでよ」があった。
最初に聴いた時、大人の音楽って感じでついこの間まで小学生には全く分からなかった。
でも、有名なバンドだって事は知ってた。
当時、小泉今日子と陣内孝則が出てたドラマ「愛しあってるかい! 」で、KONTAさんが役者で出てたから子供ながらに知ってただけなんだけど。
そう考えると、テレビの影響力って凄かったんだな～って、今は全くといって観なくなったけど。
話をバービーボーイズに戻そう。
最近、久々にバービーボーイを聴いたら。
耳が大人になったのかな～って思うぐらいすごく良いんですよ！
例えるなら、子供の時嫌いだったピーマンが大人になると美味く感じるみたいな。
あの感覚に近いのかもしれない。
恐らくバービーボーイズも、子供に分かるような音楽をしてないしセンスのいい大人に分かる音楽をしてたんだと。
バービーボーイズの凄いところって、男女ボーカルが同じキー、同じ音程で歌ってるんですよ。
男女のデュエットって、普通だったらオクターブ違ったりするんだけど、KONTAさんと杏子さんだからこそこういう表現が出来たんだと思ったわけですよ。
若い頃のPVとか観ると、バブル全盛期だから肩パットのタイトスカートだったり時代を感じさせるんだけど、今の若い世代からすれば新鮮かもしれない。
一度92年に解散して、その後度々復活してライブをしてるからチャンスがあれば見てみたいな。
いまみちともたかのギターも、エンリケさんのベースも、小沼俊明さんのドラムもバービーボーイズには無くてはならない。
バービーボーイズがカッコいいバンドだと気付く事が出来たのは、時間が経ってオジサンになってからだけど、生きてるうちに気づけて良かった！
ただ、バービーボーイズのようなバンドはあれから出てきてないような気がする。
もしかして、自分が知らないだけかもしれないけど。
今またバービーボーイズのようなバンドが出て来ても良いんじゃないかと思ってる。
時代って巡り巡るって感じですから、もしかするとバービーボーイズ知らない世代が、またこういうバンドを作って世に出てくるかもしれないんで期待しておこう。
それでは最後は、この曲で！
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