高校生の時に二つ年上の先輩がAIONのコピーバンドをやってて、何度かライブに誘われて見に行ってた。
ステージ上では怖い感じだったけど、普段は年下にも謙虚に対応してくれるとても優しい先輩だった。
そんな先輩のおかげで、色んなメタルバンドを聴くようになったかな。
当時、同年代だったらX(エックス)が一番有名だったけど、その先輩の影響でAIONを聴く事が多かった。毎回、その先輩のライブで聴いてたって事もあるんだけど。
そんな当時の有名なメタルバンドのドラムセットといえば、ツーバスで太鼓の数やシンバルの数も多いわけでまるで要塞のような感じで、当時はそんなドラムセットに憧れてました!
今考えたら、ローディーなどセッティングスタッフが居ないと絶対無理なんですよね…ほんとラックとか鬼のように重いんですよ…
憧れてた当時は、必死にツーバスの練習もしてました。
そんな青春時代に聴いてたAIONのThink Ever Afterは、ギターリフから始まる高速ビートの曲なんだけど、今聴いてもカッコイイって思うんですよ。
AIONのThink Ever Afterに出会った事で、ドラムスタイルやバンドもそれまではパンクやロックな感じだったんだけど、メタルな要素のバンドをするキッカケにもなった。
ロートタムにチャイナシンバルとかツインペダル付けて、髪も逆毛で立てたりしてた時代もあったり(笑)
そして福岡市のほうでライブするようになったけど、当時メタルやビジュアル系バンドの上下関係があまりにも理不尽すぎて、純粋に音楽が楽しめないって事でやめた(笑)
福岡でも一番のライブハウスに出れるステータスよりそれを選択したのは、間違ってなかったと今でも思ってます。
なんだかんだですが、あの世代のメタル系のドラマーって本当に上手い!
今の若いメタルのドラマーって、トリガー付けてドラムの音源を乗せて変えてるのが当たり前になってるわけで、聴く人が聴けば分かるんですよ。
トリガーってモノがなかった時代だったのもあるんだけど、だからこそドラムプレイや音の粒立ちとか考えると、やっぱりすごいって今も思うわけです。
今回ほんとたまたま、AIONのThink Ever Afterを久々に聴いたから思い出した事を書いてみました。
音楽って、聴くだけで思い出とリンクするんですよね。
それでは、また!
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