今から44年前に福岡で伝説のバンドが生まれた。
80年代にはインディーズでありながらも、その知名度は全国区までになった。
メンバーには、後にTHE MODSへ加入したギターの苣木寛之さんとドラムの梶浦雅弘さんが居たって事を、最近まで知らなかった…
自分の中では、既にTHE MODSの苣木さんと梶浦さんだったのもあるけど、その頃の音源は、やっぱりブルースロックな感じが強めで、いわゆるめんたいロックって感じ。
その他にも、TH eROCKERSのドラムの船越祥一さんや、横道坊主で亡くなるまで活動してたベースの橋本潤さんも、このモダンドールズにメンバーとして在籍していた。
モダンドールズは、福岡のインディーズバンドでありながら全国区まで何故なれたのか。
それは、ボーカルの佐谷光敏さんの圧倒的なカリスマ性と、モダンドールズがその時代カッコイイ音楽をしてたって事だと勝手な予想をしてます。
今の時代と違うし福岡っていっても地方なわけで、当時で全国に知れ渡るってのは相当凄い事!
まだ全然売れてない頃の氷室京介さんが、佐谷さん(ボーカル)のステージングがあまりにもカッコイイため参考にしたってのも結構知られてる。
だからなのか、55歳以上のバンドに詳しい人とBOØWY(ボウイ)の話をすると、必ずといっていいほどモダンドールズの事が出てくるし、サウンド的にもモダンドールズの二番煎じだと語る人も多い。
BOØWYの方を先に聴いてる自分には、それが全く分からなかったわけで。
だからといってモダンドールズの音源が簡単に聴けるはずもないんですよ。
当時のカセットなんて劣化してしまって聴けないし、ソノシートやアナログレコードなんて激レア過ぎてもう手に入らないだろう…
でも、音源は手に入らないとしても、今の時代YouTubeで検索したら、モダンドールズが出てきて聴ける。
今でもモダンドールズを愛してる方々が、希少な映像や音源をアップしてくれてるわけです。
「チェリーに首ったけ」なんか、今聴いてもカッコイイって思うんですよね。
当時、ルースターズ、ロッカーズ、モッズとはまた違った感じで、自分が思ってためんたいロックのイメージとは違うんですけど、それまで何処にもない音楽をやってたモダンドールズが伝説のバンドになったのも理解できるんです。
憶測でモノを言うのはあまり良くないですけど、モダンドールズがもしメジャーになってたとしたら、また状況が変わってたのかもしれない。
ただ言えるのは、モダンドールズがすごいカッコイイバンドだったって事!
それでは、また!
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