自分は、いつまでも若いと思っててもやっぱり老いていきますね。
10代~20代で、ほとんどの人が音楽を止めていくんですよね。
生活のために、家族のためにって理由はそれぞれ違う。
そんな中で、30年近くもバンド・音楽が出来てるって、ほんと幸せな事なんですよね!
ま~他の事は結構犠牲にしてきましたから(苦笑)
20代でバンドでお金を稼ぐようになって仕事になったけど、ま~世の中そんなに甘くないわけですよ。
やっぱりある程度の人気が出ないと、音楽では食べていけない。
でも、バンド・音楽は遣りたいんですよね。
この年齢になって思った事があるんだけど、40才以上でバンドをやってる人って、今でもちゃんと音楽をやってる人と、たまたまやってたらその年齢になったって人も居るわけですよ。
それはそれで幸せな事なんですけどね。
自分は、せっかくこの年齢でも大好きな音楽をやらせてもらってるので、個人的な音楽のルーツもあるんですけど、やっぱりダサい事はしたくないって思ってますね。
話は変わるけど、自分は音楽と絵って似てると思ってる。
両方とも大切なのは、自分がイメージしてる状態を如何に表現出来るかって事だと思ってます!
曲って元々イメージがあるわけなんだけど、そのイメージを現実の演奏をいかに近づけるかって作業だと思ってる。
メンバーにもイメージを伝えるて、それが伝わるとイメージしてる曲へより近づく。
音楽のお仕事だと、作曲者やアレンジャーのイメージを受け取らないといかないので、そのために楽譜とかデモ状態の曲を聴かせてくれたりとするわけです。
大人のカッコイイバンドの方々って、色んな経験をしてるから自然と出来るんですよね。
もちろん、そういう事が出来ない人も居ます。
イメージに近づける作業をしてないって事もあるんですけど、バンドで演奏してても曖昧にしか聴いてない事が多いんですよね。
あと、全く曲のイメージしてないって事もある。
化学反応みたいなモノを狙ってるみたいだけど、そんな事って時間とお金に余裕があってずーっとスタジオに入れる状態じゃないとまず無理ですけどね(笑)
それって本当に勿体ないんです。
バンドって大きな音を鳴らして演奏出来るから、それだけでも楽しいです。
ただイマジネーションをちゃんと表現出来るだけで、バンドのレベルって上がるんですよね。
結局は、自分達がカッコイイ曲だと思ってるなら、初めて聴いた人にもカッコイイって伝わらないと意味がないんですよね。
伝わらなきゃオナニーと同じですし、絵だって伝わらないと意味ないんですよね。
ドラムを考える時も、やっぱり曲の聴いてイメージを膨らませていくってホント大切だと思ってるし、今もそうやってるわけです。
自分がカッコイイってイメージした音が出来て、それに共感してくれる人が増えるって経験をしてるから、やっぱりバンド・音楽をやり続けてるんだと思います。
それでは、また!
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