唯一無二のパフォーマンス!MUSHA×KUSHA(ムシャ×クシャ)というバンド!

MUSHA×KUSHA INTERVIEW
ジャケット制作者:C7
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今回は、MUSHA×KUSHA(ムシャ×クシャ)に取材をお願いしました!

彼らとは、20年以上前にインディーズバンドで各地を回ってる頃、あの坂本龍馬でおなじみの高知市で出会いました。

当時、MUSHA×KUSHAのライブを観た衝撃がすごかったのを覚えてます!

その後カップリングで一緒に回って、家に泊めたり泊められたりしてたんですよね~

そんな昔からの中なんですけど、是非バックビートマガジンで載せたいと嘆願しまして~ようやく、ようやく、OKを頂きました!

取材を快諾してくれた池田氏、取材を受けてくれた梅原氏(以下表記:U)に感謝してます。

本当にありがとうございます!

MUSHA×KUSHA(ムシャ×クシャ)
梅原江史   ~蟲役者~
池田浩之   ~唄 四弦~
石島聡    ~唄 鍵盤~
平國臣    ~五弦~
ウエダテツヤ ~唄 ドラム~

MUSHA×KUSHA(ムシャ×クシャ)の起源

ーじゃあまずはMUSHA×KUSHA(ムシャ×クシャ)の始まりについて教えてください!

U:池田さんが発起人となって、当時、高知でバンドを組めていない余りもんのバンドマンを集めて結成しました。初期の時点ではドラマーが安定していなかったんですが、滋くん(磯村滋彦 1999年-2003年まで在籍)が加入したあたりから活動が活発になりました。東京へのツアーをほぼ毎月通う様になったのもこの頃です。

ーなるほど、独特っていうかバンドにダンサー?パフォーマー?MC?みたいな立場でバンドステージで表現するスタイルって最初からなんですか?

U:あれに関しても実は池田さんの発想で。「好きなふうにして」というので本当に好き放題やっていて何度か叱られたことがあります。テープレコーダーで哀川翔のVシネマの台詞を勝手に流したりとか。

ー好き勝手過ぎですね(笑)独特のお化粧も好き勝手で始めた感じなんですか?

U:MUSHA×KUSHAの音楽性は、結成当初からダークな部分があったので、アリス・クーパーのメイクを初ライブの頃からパクっていました。時期により変化もしましたが、一番ベーシックなのはそこです。

ーそうそう!ダークでしたね!最初はあまり話す事もせずって人寄せ付けないって感じだった気がするし、あの時初めて観たステージは衝撃だったのを覚えてます!

撮影 殖栗 卓

MUSHA×KUSHAの音楽について

ーちなみに音楽はすべて池田氏が作ってる感じですか?

U:全員が作曲を手掛けるようになったのは、実は現メンバーからで。そこまではほとんどが池田さんですね。自分が歌詞を書き始めたのも2ndからです。

ーそうなんですね!現メンバーって今までの歴代メンバーじゃ最強メンバーじゃないかなって感じるんですけど、このメンバーになるキッカケを教えてください!

U:一度メンバーが自分と池田さんだけになった状態で上京するタイミングがあって。その頃から鍵盤の石島くんからサポートしてもらっていて。もはや、自分と池田さんを除く歴代メンバーの中では最も長い。ウエダが加入した後、平くんを誘ってくれたかたちになります。

ーそうだったんですね!ちなみにメンバーの事を色々教えてほしいんですけど、紹介出来る範囲で教えてください。

U:池田さんに関しては、「まあ…」ですよね。石島くんは越谷を拠点に活動していたHybrid Signalというバンドのメンバーでした。ウエダは現在、NONMALTというバンドをやっていて、平くんに関してはリビドーと悪魔の他にも複数バンドをやっています。

ーありがとうございます!ちなみに梅原氏はソロ活動はされてるんですか?

U:MUSHA×KUSHAでは書けない…というか。池田さんに「これはちょっと歌わせられないな…」というとぼけた歌詞を書きたいという願望が10年くらい前から芽生えてきて。それを消化するためにHIROSHI ASAKUSAという偽名を使って弾き語りなどをしています。複数の活動を掛け持ちするのはそれぞれに反動を生むのでおもしろいと思います。

ーそれも糧になってるんですね!MUSHA×KUSHAの音楽は独特なメロディーとコード進行じゃないですか?あの発想というか表現はオリジナリティーが高いと思うんですよね。海外とかで盛り上がるんじゃないですか?

U:ウエダがアメリカで生活していたのをきっかけに東海岸の都市を約2週間まわったんですが、どの会場のリアクションもとても熱気がありました。MUSHA×KUSHAをやっていて、本当によかったと心から思える瞬間でした。

ーやっぱり海外でも評価が高いバンドだと思います!

撮影 殖栗 卓

MUSHA×KUSHAが伝えたい事

ーMUSHA×KUSHAの音楽を観てくれてる・聴いてくれてる人に一番伝えたい事ってなんでしょうか?

U:曲の中に込めているメッセージは当然あるんですが。我々を知ってもらったとき、音楽はもっと自由でいいと感じてもらえたら嬉しいですよね。そもそも、蟲役者というポジションが「?」なものだと思うんですが、音楽を原始的に捉えたとき、他には見当たらないだけでバンドに寄り添っていないわけではない。それぞれの「?」が「!」になったとき、少なからずそこには受け手の発想としての自由があると思う。

ーアートと同じで観る側の自由も尊重してるって事ですか?

U:むしろ、そこに尽きますね。

ーなるほど~、なんか深いな~。現在はコロナの影響もあって活動は減らしてると思うんですけど、今後もムシャクシャは音楽活動をしていってほしいですね。

撮影 殖栗 卓

ー話は変わるんですけど、一番衝撃を受けたアーティストを教えてください。

U:メンバーそれぞれにあると思いますが。自分にとってはルー・リード。彼の存在がそうであった様に、受け手にとっての閃きを促す具体化したきっかけというか、そういうもののひとつにMUSHA×KUSHAがなれたら嬉しいです。

ーありがとうございます。ちなみにライブBGMは相も変わらず、地獄の黙示録でも使われたドアーズの曲「The End」ですか?

U:最新作のシークレットトラックを最近は使用しています。小さな変化ですが、これからも長く続けていく上で自分たちが新鮮に感じていられることならば、それをどんどん受け入れていきたい。

ーいつでも新鮮な気持ちで音楽を楽しむって大切ですよね!

撮影 殖栗 卓

MUSHA×KUSHAからメッセージ

ー最後に読んでくれてる人へメッセージをお願いします!

U:いろんなことに賛否が問われる世の中ですが、そのねじれの位置にMUSHA×KUSHAはいます。

お楽しみはこれからだ!

ーありがとうございました!

撮影 殖栗 卓

告知欄

現在、MUSHA×KUSHA9th Album 「影囁く暁に」発売中です。

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