The トリコロールは「粋」な熱いパンクロックを聴かせてくれる!

The トリコロールは「粋」な熱いパンクロックを聴かせてくれる! INTERVIEW
スポンサーリンク

パンクバンドはいっぱいあるけど、昔の良いところと新しい良いところを上手く融合させてるカッコいいバンド。

それがThe トリコロール

トオル(Vo)
タツ(Gu)
アリミツ(Ba)
タイキ(Dr)
の4人。

全身タトゥーでめちゃくちゃ悪そうだが、 ライブの瞬発力、パフォーマンス、音楽がカッコいい!
東京を拠点として全国にもツアーを行うバンド。

そんなThe トリコロールのトオル(Vo)に根掘り葉掘り色々と聞いてみた!

以下表記:トオル(Vo)=T

The トリコロールの結成~これまで

——The トリコロールの結成の経緯は?

T:もともとは九州の福岡・筑豊で、2007年以前は針ネズミちいう前身になるバンドがあって、後半はもうそのバンドでアリミツ(Ba)とやってて、2007年にThe トリコロールに改名っち形になった。
2010年に俺とアリミツ(Ba)で上京してきて、それからメンバーがなかなか固まらん中、2016年にガラの悪りぃ?ガラの多い?連中のタツ(Gu)とタイキ(Dr)が加わり、2020年の現在に至ってる。

Photo by maco

——The トリコロールになって最初はどう活動してた?

T:針ネズミからThe トリコロールになったのが2007年で、曲とスタンスは変わらず、年に1~2ぐらいで東名阪ツアーしたり、九州ツアーをメインにやってた。
小倉、博多、熊本、大分の日田など…結局2009年にガッツリやったツアーがあって、遠いとこは仙台ぐらいまでになるかな。

——上京するってキッカケは?

T:そのツアーが終わった時にやっぱ東京やな!って感触があって。当時25歳ぐらいだったし、このタイミングなのかなって。
その後すぐにアリミツを呼んで「どうする?」っち言ったら、解散か、上京しようかのどちらかの話になると思ってたみたいで、ある程度はアリミツの中でも固まってみたいやったんで、「上京しよう」って言ったら「行きます!」ってなって、結局のところ地元に居てもギターとドラムは見つからんし、リリース物を出す時は正式メンバーでいきたいってのもあったから、それまで正規リリースもなかった。

やったら東京で一からスタートしようじゃないですけど、ツアーも年1でやってたので、東京でも若干ですけど知名度もついてたので、行くならこのタイミングやろと、2010年に上京した。

Photo by maco
Photo by maco

——上京してからはまず準備したり?

T:上京する前に当時COBRAやったYUICHIさんに、「ギターでお前みたいな奴がおるから」って紹介してくれたのが、タツ(Gu)やった。
上京して直ぐに会って一度やろうって事になったんやけど、ざっくりと考えてただけやったから、結局その時はやらなくて、ただ上京して直ぐにタツ(Gu)とタイキ(Dr)とは出会ってた。

東京出てきたら皆で会おうみたいになってたんで、すぐにアリミツと二人で当時タツのやってたバンドのライブに遊びに行って、そこで面識は作った。じゃあタイミングで一緒にやろうって話にして、音源渡して。
上京したてってのもあって俺とアリミツはとにかく平日でも何でもとにかくライブをやろう!って考えになってたから、タツもスケジュールあるし、実際その時は一緒にやるまでは至らなかったんですけどね。

じゃあ動けるメンバーを探そうってなって探してる時に、自分が働いてるスタジオに色んな人がメンバー募集のチラシを持って来るんで、どんなバンドが好きなのかな?って結構見るんやけど、それでスタークラブ、ストラマーズ、ライダーが好きです。って書いてたから、よし!ここに俺らの音源あるからって渡したのが、2012年~2014年までの(Gu)シュウヘイ
しかも鹿児島出身で、バリバリのパンクバンドがやりたいんで!ってまだ20歳ぐらいやったかな。

ドラムは先輩の息子の達也を紹介されて、それが当時18歳。ドラムも決まって、2012年~2014年はガッツリやった。

Photo by maco

——2014年の後は?

T:そこからギターのシュウヘイが地元の鹿児島に帰るし、音楽性も違うって事になったんで…そしたら丁度地元でやってた針ネズミを一緒に結成した幼馴染がたまたま、仕事で上京してたんで、当時横浜に住んでたんだけど、ギターが抜けるんでサポートで弾けない?って話をして弾いてくれた1~2年がある。

フロント全員が筑豊になって、ドラムはそのまま達也が叩きながら良い感じにやってたんだけど、結婚したり、持病もあって脱退という形になった。

それで一旦仕切り直しでこのメンバーでは終わりにして再びアリミツと二人になった。
今まで正式メンバーで正式音源を作るって事にこだわってたけど、俺とアリミツがおれば「TWO PUNKS」じゃないですけど、もうThe トリコロールの形になるんじゃないか?って腹括りました。

——それで初音源に繋がってくるんだ?

T: そうです。せっかくリリースするなら当たり前に作っても面白くないんで、東京じゃなくて、地元に帰って作ろう!ってなって田川のLOTとか知る人ぞ知る牧野隆次が出てくるんですけど、それも地元のスタジオで先輩や友達のサポートメンバーで録ろう!純度100%筑豊産にしようってところに持っていって(笑)そのサポートメンバーを迎えて川筋もんだけでつくった 1st MINI ALBUM『SING OR FLIGHT  DEATH OR PAIN』を2016年にリリースした。

——音源作ったらやっぱりツアーかライブをスタート?

T:先ずは自主企画 CRASS BUY COME!(クラスバイカム)をスタートさせました。タイトルは「くらす」って筑豊弁を入れて当て字で作ってw

——くらすって叩くとか、殴る意味の?

T: そう、「くらすばい!」ってのと英語を造語で作って意味は「来なくらす!」地元じゃ愛情表現みたいなものです(笑)粗野なパンクを買いに来い!ってざっくりな意味もあります。じゃあ場所を探さんとといけんね!って事になって、出てきたのがケイタロウさん(The KeyStone、EASTBAY)。ザ・久留米のコ◯イ先輩(笑)

そしてライブハウスを紹介してもらって、そして「ギターが見つからんなら弾いてやるけど、まず自分らで見つけてみろ!」って言われて、じゃあドラムを元ライダーズのタカシさんにお願いして、タカシさんとは針ネズミ時代にライダーズで出会ってたし、俺の中では大先輩だし、ドラムと同時にケツも叩いてもらおうと(笑)で、ギターはケイタロウさんで固めようって(笑)

でも、待てよ?ってなって。ギターは刺青だらけのタツがおる!ってなってタツに声かけたら「良いよ」って、ケイタロウさんからもその話聞いてるよって話になって早かった。

それで6月にイベントをやった。タカシさんは6月の一回だけって話やったんやけど、ご本人がそのライブが納得いかんやったみたいで、有難いことにもう一本11月に同じイベントでまた叩いてくれて、合計二本叩いてくれた。
そこからはタカシさんもスケジュールが合わないって事になって、タツ(Gu)にどうしようか?って話してたら「タイキ(Dr)今サポートでも良いから動けるかもしれない」って話になった。
そしてタイキに電話して「サポートでも良いから叩いてくれない?」って話たら「良いよ」ってなって。
そのメンバーでの初ライブは小田原。シブいやろ(笑)小田原のライブの帰りの車の中で、タイキが「トリコで叩いたら、すげー気持ちよかった!」ってなって、その夜、今の4人が揃った。

それはそうだよね!タツともガッツリやってたし、俺もアリミツもガッツリなんで、お互いガッツリやってる同士が繋がって、同世代なのもあるかな。
その後は、皆の経験活かして、新曲をどんどん入れて、今のThe トリコロールにしよう!ってすぐになりました。

一番嬉しかったのが、タツとタイキの2人が、勿論昔の曲も活かしつつだけど、もう一枚この4人で音源を出したいって言ってくれて、断る理由なし!翌年にセカンドを出した。
セカンドは古いけど音源になってない曲を入れながら、4人での新曲も1曲入れた。
2nd MINI ALBUM『針音墨  〜I did it MY WAY〜』をリリース。

Photo by maco
Photo by maco

——このメンバーだと音も変わったよね?

T:俺もアリミツもずっと前からやってた曲が殆どやきこれで完成っち思ってたけど、新しいメンバーが入ってくると「この曲にハープ入れたら?」とか「ここでコーラスいれてみたら?」「ここ削ってみようか?」って言ってくるので、色々と新鮮な感じになった。

そうなると俺らも「そういうのあるんか!」ってそこは素直に試してみたりして、変えていったかな。
今もそうやってるので、常に新鮮に感じれる。

それから現在までリリースもんは無いけど、新曲は着々と増えてます。リリースも気が向いたら出すスタイルw

The トリコロールで表現したい事

——The トリコロールというバンドが音楽で表現したい事とは?

T:生々しくが通った音楽。等身大でリアルなライブ。再生回数も数字。ダウンロードも数字。口座残高も数字。切った貼ったの偽物は日本のパンクロックにいらんかなと。

Photo by maco

The トリコロールとしての今後

——最後にThe トリコロールの今後はどうしたい?

T:どこをとってもカッコいいに拘りたい。ステージは勿論やけど、今のThe トリコロールは人としても”“な4人が揃ってるので、今後もパンクでロックやりますよ!

Photo by maco

メンバー機材

トオルの機材

  • SHURE BETA58A
  • マイクスタンド

マイク、スタンドには拘りのステッカーを貼り、更にスタンドにはペイントもしている。

トオルの機材への拘りが分かる。

タツの機材

  • ギター:エクスプローラー風メーカー不明
  • dropと書いている赤いエフェクターは本人いわく「歪みみたいなモノ」
  • ハイネケン
  • TC ELECTRONIC POLYTUNE

アリミツの機材

  • LUMTRIC COMPANY 「Sonic jass Bass」
  • MAXON 「CP9Pro+」
  • BOSS 「TU-3W WAZA CRAFT チューナー」

タイキの機材
ペダルはTAMAのアイアンコブラとヴィックファースのスティック。

メンバーの拘り?が視える機材!

ライブ情報は各メンバーのSNSでの告知や予約受け付けになってる模様。

今回はThe トリコロールをピックアップしました。

本当にかっこいいパンクを聴かせてくれるバンド。

気になる方は是非、ライブ情報等のチェックしてみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました