【コラム】音楽に行き詰った時に道しるべになった山下達郎のクリスマス・イブだけじゃない音楽の世界!

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つい先日、山下達郎さんがTV番組「関ジャム」に音声インタビューで出演してた。

そのインタビューの言葉を聞いて改めて尊敬!ってなってました。

そんな自分が初めて山下達郎というミュージシャンを認識するようになったのは、誰もが聴いてるクリスマスの名曲【クリスマス・イブ】、JRのCMで流れてました。

雨は夜更けすぎに~雪へと変わるだろ~って、毎年クリスマスシーズンに街中で流れてて、当時の私は中学1年生で、山下達郎さんをほんとクリスマスソングの人って思ってた。

当時シティ・ミュージックなど全く知らなくて、無知ってほんと怖い…

そんな山下達郎さんをあるキッカケによって、数年後本当によく聴くようになった。

24~25歳ぐらいにレコーディングでドラムのアレンジに悩んでた時期だったと思う。

それまでロックやパンクしか殆ど聴いて来なかったんで、ほんとドラムの引き出しが少なくてレコーディングでディレクターにめちゃくちゃ言われてました。

当時のディレクターが、プロドラマーだった事もあってドラムに対してかなり厳しかったんですけど、そんなディレクターへどうしたらドラムが上手くなるのかって相談したのがキッカケだった。

その時ドラムの引き出しを広げるために、暇さえあればドラムそして音楽のレベルを上げるために夜な夜な家にお邪魔して色々なバンド・ミュージシャンの音源を聴かせてもらってまして、その中の一つに山下達郎さんのライブ音源「It’s A Poppin’ Time」を聴かせてもらったわけです。

その時に聴いた曲が「エスケープ」からだった。

それまで楽曲の音に対して何も考えてなかったと思い知らされた曲だった。

この曲は、今は亡き若き頃の村上 “ポンタ” 秀一さんがドラムを叩き、キーボードにはあの坂本龍一教授がプレイしてるんですが、皆さん凄すぎ!

曲に対してのドラム一つ一つの音がこんなに考えられてるって知らなかった。

このアルバムを一時期ずーーーーーっと聴いて勉強したのを覚えてます。

当時の山下達郎さんも、このメンツとプレイする事でかなり鍛えられたとインタビューで語ってた。

ほんと一流を知る事って大切なんだと、本当にそう思ったわけですよ。

当時のメンバーにはロックじゃないって言われてたけど「ロックじゃなかったら悪いんかい!」って心の中で叫んでたな。

初期衝動やルーツもあるけど、音楽って本当にすごいって思わされたのは山下達郎さんだった。

御年69歳で今でも活動してるわけでして、本当に頭が上がりません。

「海外に進出なんてしない!Uターンした同世代に寄り添う音楽を作り続ける」と語ってたが、本当にその通りだと感じた。

どの時代にもそうだけど、聴いてくれてる同世代って本当に大切。

どんなに老いていっても、若い頃に影響を受けた同世代の音楽って本当に特別。

山下達郎さんは、食べていくために音楽の職人となったわけなんですけど、それでも原点はサブカルチャーだと今でも語ってたし、好きなのがパンクバンドやロックバンドだったり同じだったのも嬉しくなるわけですよ。

そうそう、サマーウォーズのエンディングソング「僕等の夏の夢」は大好きな曲。

映画音楽ってイメージがとても大切だと思うんですよ。

それをちゃんとくみ取っていくのって凄い。

音楽って人と人で作っていくから「ディスカッション」が大切っていうのも本当に思った。

バンドでも同じだと思う。

自分の拘りも大切だけど、他のメンバーが納得できる曲にしていくのに大切なのは「ディスカッション」だと思うんですよ。

関ジャムの山下達郎さんの音声インタビューは、本当に聞いて良かったと思ってる。

ほんとテレビは出てないけど、ラジオには毎週出てるんですよね。

飲食店で流れてたりするラジオ番組がよく山下達郎さんの番組だったりして、ゆっくり食べて聴いてたりしてまして、結構面白いんですよ。

お話が大好きな方なんだと思ってる。

そういえば、元々ドラムからスタートしてるって事も云われてた。

山下達郎さんの音楽は、色んな年代に聴かれる本当に素晴らしい音楽。

今まで食わず嫌いで聴いてない人は、本当に聴いてほしいです。

それでは、また!

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