【コラム】音楽におけるアンダーグラウンドについて考えてみた。

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音楽には、アンダーグランドなジャンルがある。

アンダーグランドな音楽というのは、殆どの人には分からない一部の人にしか理解できない独自性の高い音楽だと思ってる。

例えば、以前にインタビューしたMUSHA×KUSHAは、日本の中のバンドでも独自の音楽性でザ・アンダーグランドだと思ってる。

出会って20年以上経つが、進化を続けているMUSHA×KUSHAの根本的な音楽は全くブレてない。

これが一般大衆に理解出来るとは思ってないが、最高にカッコイイバンドだと自分は思ってる。

アンダーグランドは、商業的よりも自分達の表現したい音楽を追求した結果に過ぎない。

ただ、アンダーグランドを言い訳に使うバンドマンも存在する。

まず独自性の音楽下手くそは全く違う!

メジャーな感じのロックをやってるのに下手過ぎて音楽が全く伝わらないのを、アンダーグランドという言葉を使うのは違う気がする。

そしてアンダーグランドだから、売れないってのもちょっと違う気がする。

何億ってお金は稼げないかもしれないが、ライブをすれば満員御礼だったりするし、ちゃんと音源もある程度は売れてるわけです。

ライブに客が入らない言い訳にアンダーグランドという言葉を使うって厚かましいと思ってる。

元々、ロックもアンダーグランドのカルチャーから出来て、今じゃメジャーなジャンルになったわけなんですけど、40年前ぐらいはまだ日本では一般大衆に聴かれてないわけでしたし、メジャーにまでロックの地位を上げるのは、多くのロックの先輩たちが切り開いてくれた道があるからなわけで。

時代と音楽とファッションがリンクした時に、アンダーグランドから爆発的な人気が出る事もあるわけですよ。

セックスピストルとマルコムでUKパンクをメジャーにしたり、日本の80年代のインディーズバンドブームもしかりと歴史にもあるわけですよ。

ジャンルは違えど、クラブミュージックも元々がアンダーグランドなわけで、今ではグラミー賞を受賞するようなアーティストが出てきてるわけですしね。

アンダーグランドな音楽が決して音楽として悪くなく、理解出来る人が少ないって事。

適当な曲を作って、適当なライブして、売れないとか客が入らないって事にアンダーグランドを使われたくないと思ってる。

自分の思うアンダーグランドは、そんな安っぽい音楽ではなく、ただ多くには理解できないけど本当に素晴らしい音楽なんです。

実は、案外皆の周りにそんなアンダーグランドな音楽が存在してる。

それでは、また!

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