高校の一年生だった時、隣の市の一つ上の人達のバンドへ入った。
リハーサルスタジオ等で、メンバー募集の貼り紙を見て入ったバンドだったと思う。
同じ中学校でも高校でもないので、それまで全く面識なかったけど参加した感じだったな。
そんなわけで入ったバンドが、加入前からKATZEのコピーをしてたって事もあるんだけど、こっちはそれまで聴いた事なかったKATZEを、どうしてもバンドがしたくて借りて聴いて覚えた記憶がある。
そんなKATZEの曲なんだけど、当時ドラム初心者の自分には本当に難しかった。
当時、誰かにドラムを習う事をしなかったからのもあるけど、まずシャッフルとか3連符ってのが全然分からずチンプンカンプン(笑)
KATZEのGood Times Bad Timesを他のメンバーがしたいというので、必死になってコピーした記憶があるんだけど、当時の下手くそな自分には叩けなかったような気がする。
ハネるビートって意味わからんって…(笑)
そう、Good Times Bad Timesって曲は、自分にとって最初はLed ZeppelinよりKATZEだった。
あれから色々ドラムも必死に勉強したから今は全く問題ないけど、当時の下手くそな自分は何も分からず、ただドラムがしたいバンドがしたいってパッション(情熱)だけだった。
でも、聴いていくうちにKATZEの魅力にハマっていった。
他にも「STAY FREE」や「AGAIN」も好きだった。
自分にとってのKATZEは、ボーカルの中村敦さんの歌うメロディーと歌詞のメッセージが、かなり突き刺さってたなって思う。
ただKATZEをコピーバンドですると、なぜかボーカルしか目立たないって事もあって半年ぐらいでそのバンドから抜けちゃったんだけど、若い自分は誰よりも目立ちたかったって事でそのコピーバンドはそこで止めちゃうんだけど、だけどKATZEはそれからもよく聴いてたな。
そんなKATZEがもともと山口県出身で、自分の出身が福岡県って事もあって勝手に親近感沸かせてたのもあるんだけど。
そういえばKATZEって、1986~1991年と活動年数がかなり短い。
KATZEが解散する時もラストに演ってたのはGood Times Bad Timesだった。
本当に大切な曲だったんだろうな。
そんな自分の青春に聴いてたKATZEの「STAY FREE」を聴いてると、バンドで田舎から飛び出していきたいって気持ち時の自分となんかリンクするっていうか、上京した時のころの想いが今でも蘇ってくる。
のちのち、Led ZeppelinのGood Times Bad Timesも聴くようになるけど、それはまだ少し先のお話。
それでは、また!
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