よう、お前ら!
最近のバンドも悪かねぇが、たまには昔のヤツを引っ張り出して聴きこむのもいいもんだぜ。
今日語りてぇのは、俺たちの世代にとってはまさに「衝動(CRAZE)」そのものだったバンド、その名もCRAZEだ。
知ってるか?
知らないって奴は、今すぐこのブログを読み進めて、後でYouTubeで聴いてみろ。
きっと、お前らの魂を揺さぶる何かが見つかるはずだぜ。
CRAZEってどんなバンドだったんだ?
CRAZEはな、1990年代後半から2000年代前半にかけて活動してたバンドだ。メンバーチェンジも色々あったが、基本的には骨太なロックサウンドで、特にボーカルの圧倒的な存在感と、それを支える楽器陣のグルーヴが半端なかった。初期は「BODY」の解散後、瀧川一郎(G)と菊地哲(Dr)が中心になって結成されたんだ。そこに元ZI:KILLの飯塚昌明(B)が加わり、そしてボーカリストとして元JUSTY-NASTYの藤崎賢一が加入してな。
彼らの音楽は、単なるビートロックじゃねぇ。もっと深く、もっと熱く、魂に直接響くような音だった。歌詞もな、世の中の不条理とか、人間の弱さとか、それでも前に進もうとする強さとか、ストレートにぶつけてくるんだ。特に俺たちロック好きのオヤジ世代には、たまらなくグッとくるもんがあったんだぜ。
忘れ去られた「衝動」:なぜCRAZEは語り継がれるべきなのか?
正直言ってな、CRAZEは世間一般で言えば「メジャー」なバンドとは言えなかったかもしれねぇ。ミリオンヒットを連発したわけでもないし、ドームツアーをバンバンやってたわけでもねぇ。だがな、彼らが残した音楽の「質」と、それを求める「熱狂」は、決して色褪せることはねぇんだ。
1. 魂を削るようなボーカル
CRAZEの魅力語る上で、ボーカリストの存在はデカい。特に初期の藤崎賢一のボーカルは、まさに「魂を削る」と表現するのが一番しっくりくるぜ。限界の音域まで歌うその力強い歌声は、聴く者の心を鷲掴みにした。そして、その後のボーカリストたちも、それぞれがCRAZEの音楽に新たな息吹を吹き込んだんだ。彼らの歌声には、技術だけじゃない、心の叫びが込められてたんだよな。
2. 妥協なきサウンドメイク
瀧川一郎のギターリフは、一度聴いたら忘れられねぇ。バッキングに関しても突進してくるようなダウンビートの刻みと、叙情的なメロディラインが絶妙に絡み合ってな。菊地哲のドラムは、重厚かつパワフルで、バンド全体の土台をしっかりと支えてた。そして飯塚昌明のベースが、そのグルーヴをさらに深くしてたんだ。彼らの音作りには、一切の妥協がなかった。だからこそ、聴く者の心に深く突き刺さるんだよ。
3. 「生き様」としてのロック
CRAZEの音楽は、単なるエンターテイメントじゃなかった。彼らは、ステージの上で、そして音源の中で、「ロックの生き様」そのものを表現してたんだ。不器用でも、泥臭くても、自分たちの信じる道を突き進む。そんな彼らの姿勢が、多くのファンを惹きつけてやまなかったんだぜ。
今こそ聴け!CRAZEがくれたメッセージ
彼らが活動を停止して、もうずいぶん経つ。だがな、俺は今でもCRAZEの音を聴くと、あの頃の「衝動」が蘇ってくるんだ。理不尽なことに苛立ち、それでも何かを求めてがむしゃらに生きてた、あの頃の自分がな。
最近の音楽もいいが、たまには立ち止まって、じっくりと「本物のロック」を味わってみるのもいいもんだぜ。CRAZEの曲は、お前らが忘れかけてた「情熱」とか「信念」とか、そういうもんを思い出させてくれるはずだ。
例えば、「NAKED BLUE」のあの突き抜けるような疾走感。「[NOBODY]」の限界すれすれの力強いメロディ。「les enfants terribles」の骨太なグルーヴ。どれもこれも、お前らの心に深く刻み込まれるだろうよ。
最後に
CRAZEは、俺たちの世代にとって、青春そのものだった。そして、今を生きる若いロック好きにも、きっと響くものがあると信じてる。彼らの音楽は、色褪せることのない「衝動」だ。
もし、お前が最近、何かに迷ったり、情熱を失いかけてるんなら、一度CRAZEの音楽を聴いてみろ。きっと、お前の中に眠る「ロック魂」を呼び覚ましてくれるはずだぜ。
さあ、ヘッドフォンをつけろ!(スピーカーで爆音で聴けるならそうしろ!)そしてボリュームを上げろ!そして、CRAZEがくれた真のロックの生き様を、全身で感じてみろ!
じゃあな!また会おうぜ!



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