流行り廃りでロックを語るな!THE COLTSという“生き様”に痺れろ

流行り廃りでロックを語るな!THE COLTSという“生き様”に痺れろ COLUMN
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よう、兄弟たち。

最近のチャートを賑わす音楽もいいが、たまには本物の、筋金入りのロックンロールの話をしねえか?

今日語りてえのは、THE COLTS(ザ・コルツ)だ。

知ってるかい? もし「名前だけは…」なんて言うなら、もったいねえ。

奴らは、日本のロックシーンで、誰にも媚びず、ひたすら自分たちの道を爆走し続けている、クソいかしたバンドなんだ。

唯一無二の“ロックンロール・サーカス・バンド”

THE COLTSは、1991年にボーカルの岩川浩二(KOZZY IWAKAWA)を中心に結成された。パンク、ロカビリー、スカ、ルーツミュージック…ありとあらゆる音楽をごちゃ混ぜにして、極上のロックンロールに昇華させる。そのスタイルはまさに「ロックンロール・サーカス・バンド」。ホーンセクションやアコーディオン、バンジョーまで取り入れた賑やかなサウンドは、一度聴いたら忘れられねえ。

90年代から活動してるベテランだが、奴らは決して懐メロバンドじゃねえ。いつだって現在進行形。メジャーデビューも経験したが、「自由な活動ができない」とインディーズに戻り、自分たちのレーベルを立ち上げて活動を続けている。そんな風に、デカいものに巻かれることなく、自分たちのスタイルを貫き通す。その反骨精神こそが、ロックンロールじゃねえか。

生きる伝説、岩川浩二という男

コルツを語る上で、フロントマンのKOZZY IWAKAWAの存在は絶対に外せねえ。彼の生き様そのものがロックンロールなんだ。ファッション、歌詞の世界観、そして音楽に対するブレない姿勢。すべてがイカしてる。

彼はTHE COLTSだけでなく、ご存知「THE MACKSHOW(ザ・マックショウ)」のコージー・マックとしても活動している。革ジャンにリーゼント、甘いメロディとロックンロール。こっちも最高だが、THE COLTSではまた違う、もっと雑多で猥雑な、大人の色気を撒き散らす。どっちのKOZZYも本物だ。

彼はインタビューで、コルツ、マックショウ、ソロ活動で、それぞれ違う自分を表現していると語っている。ひとりの人間の中にどれだけの引き出しがあるんだって話だよな。その底知れなさが、俺たちを惹きつけてやまねえんだ。

コルツの真髄はライブにあり!

音源だけでも十分にカッコいいが、THE COLTSの本当のヤバさはライブでこそ体感できる。メンバー全員が縞模様の囚人服に身を包み、ステージに登場した瞬間から、ライブハウスの空気は一変する。KOZZYがギターをかき鳴らし、シャウトすれば、オーディエンスは拳を突き上げる。汗とアルコールと熱気が渦巻く空間は、まさに無法地帯。日常のくだらねえことなんて、全部忘れちまうほどのエネルギーに満ちている。

彼らのライブは、結成から30年以上経った今でも、全く勢いが衰えねえ。むしろ、円熟味を増して、さらに凄みを増している。全国各地のライブハウスを精力的に回り続けているから、チャンスがあったら絶対に足を運んでみてくれ。間違いなく、あんたの魂を揺さぶる一夜になるはずだ。

“本物”を求めるなら、THE COLTSを聴け

流行りの音楽が次々と消費されていく時代だからこそ、THE COLTSのような本物のバンドの存在は貴重だ。彼らの音楽には、流行り廃りなんて関係ねえ、普遍的なロックンロールの魂が宿っている。

もしあんたが、最近の音楽に物足りなさを感じているなら、埃をかぶったスピーカーのボリュームを上げて、THE COLTSを爆音で鳴らしてみてくれ。そこには、俺たちが若い頃に夢中になった、あの頃の匂いと、今なお燃え続けるロックンロールの炎が、確かに存在しているはずだからよ。

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