数年前に、友人でもあるナミジンさん(head69)から元シーナ&ザ・ロケッツの渡辺さんとのラモーズカバーバンドを叩いてほしいとオファーがあった。
理由としては、そのバンドのドラムが都合上ライブへ出れないって事になったので、サポートとして頼まれた。
ただ、ラモーンズは昔から知ってたけど、Blitzkrieg Bop(電撃バップ)やDo You Remember Rock and Roll Radio?、Sheena Is A Punk Rockerぐらいしか知らないぐらいの知識しかなかったので、一旦は断ろうとしたんだけどせっかくだからやってみようって事になった。
それまでちゃんとラモーンズを聴いてなかったので、カバーするためもあるし改めてしっかり音源を聴く事にした。
ポップなメロディーにとにかくエイトビートの楽曲!
ギターもベースもドラムも全てダウンのエイトビートの疾走感は、ラモーンズじゃないと出ないんだな~って思うんです。
ミドルテンポの曲も良いんですよね。
余計なギターソロなんて無くて、余計なドラムフレーズも全くないんで、本当にシンプル。
シンプルだからこそ、カバーをするとラモーンズの凄さが分かったわけです。
ま~完璧にコピーしようとしたら絶対に腱鞘炎になるなって…(苦笑)
こういうキッカケがなかったら、ラモーンズの良さを分からないままだったかもしれなかったわけで。
アメリカのニューヨーク・パンクの代表格でもあるラモーンズがなかったら、イギリスのパンクもなかったんですよね。
食わず嫌いじゃなくて、たまたまタイミング的に聴く事がなかったんですけど、こうやってちゃんと聴ける機会を作ってくれた方々には、本当に感謝です!
今の日本でもラモーンズのコアなファンの方が多いので、それだけ偉大なバンドだったって事なんですよね。
よくライブイベントの最後にセッションでBlitzkrieg Bop(電撃バップ)する事が多いと思うけど、それだけ色んな人が盛り上がれるって事なんですよね。
初めて聴いても直ぐにのれるって事。
それは「Hey, Ho, Let’s Go」って魔法の言葉があるからなんでしょうね。
それでは、また!
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