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市川JAMES洋二氏インタビュー!マインドの中でどれだけ突き進めるかってのがロックンロール!

Interview
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ー新しい音楽に触れる事が楽しくなってきたって事ですね?

J:演奏した事のない音楽、何となく聴くだけの音楽、ただそれってちゃんと聴いてないじゃん!仕事とかになるとちゃんと聴かないとね。

ーそうですね~

J:仕事になればちゃんと聴くじゃない。これはバンドのグルーヴもだけど、やっぱりボーカルに対しての演奏が繊細でち密だなとかね。ちょっと今までとは違った音楽の接し方に仕事となると変わってね。今まで俺達が1番だ!的な感じじゃない?そうじゃないとロックンロールバンドは本当はいけないんだよね。みんなと仲良しじゃいけないわけよ。それが段々と他のアーティストも良い所があるんだなって、大分考え方が柔らかくなってきて、6年ぐらい前からソロ活動を始めるんだけど。今は自分の活動だからって、器用に何でも出来るわけでもないし、何でもアリってわけじゃないんだけど、子供の頃に聴いてた60年代~70年代の音楽をちょっと昔はダサいなって思ってたの。

ーはぁ~意外ですね。

J:だけど今は、そういう時代の音楽が自分に染み込んでるわけね。それを開き直ってっていうと変だけど、自然に出てくるモノだからね。無理に隠す必要も無いし、カッコつける必要も無いなっと思って、今は逆にすごく音楽に対して自由というか、自然に出てきた歌詞、メロディー、ベースのフレーズにしろ素直に表現してるね。ただし、演ってきた音楽や聴いてきた音楽が狭いから限定されるけど、それが本当の自分なのかなと思ってね。

ーそれがJAMESさんのアイデンティティーですね。

J:うん。ま~広い意味でね。今までは拘りもあったけど、僕の歌詞の中にもあるんだけど自分を変えようと努力してきたんだけど、そうじゃなくて自分の中に隠れてた本当の自分をもう一度見つめ直したら、人生変わるんじゃないの。ずーっと僕の心の中に仕舞ってたモノってのがあるんだよね!バンドをやってた時はバンドのカラーってのがあるから、それからはみ出たモノはダメじゃない、染まらないとね。それじゃなきゃバンドじゃなくなるじゃない?

ーおっしゃる通りです。

J:バンドって一つのブランドっていうかさ。だから何でもありじゃダメだし、バンドの色ってモノがあるから、その中で僕の持ってるモノを出してたんだけど、そうじゃないモノもいっぱいあるはずじゃない?ひょっとしたら昔のGS(グループサウンズ)から辿れば、色んな音が染み込んでるわけだよ。

ー例えるならロックンロールバンドにヘビーメタルが居たらオカシイですよね。

J:オカシイもんね。それはアマチュアっぽいっていうかアマチュアあるあるだよね(笑)共通項ってのがサウンドとかね、ビートの感じとかね、それがバンドのカッコよさで、僕はそういうバンドが好きなんだよね!今はソロだからね。

ーソロの時とお仕事でベースを弾く事の違いは何ですか?

J:仕事として呼ばれれば、要望に応えるっつうか~ただ応えられない場合もあるけどね(笑)やってて思ったんだけど、ずーっと一つのバンドをやってきた人と、ずーっと何年も色んな音楽をやってきた人とは、やっぱり引き出しの数が違うな。

ーあぁ~そうなんですよね!

J:よくよく考えたら、いつでもどんな時でも、ギターやベースを弾いてる人っているじゃない?その人は、特定のジャンルじゃなくて、とにかく楽器を演奏する事が好きなんだなって思うんだよね。僕はそうじゃなくて、ロックンロールとかブルースが好きだからそういうベースを弾きたいんだなってね。だから、そういう人とは道が違うから無理だなって、なんでもござれってのはね。

ー音楽に対しての拘りであり、美学を持ってるミュージシャンって大切で、素晴らしいと思います。

J:だからアーティストなんだよね。

ー何でも屋さんだと、上手ですけどカッコよさがですね…

J:だからね。その人は職人なんだよ!言われたことに応えられるって凄い才能なんだよ。僕には全くないんだけどね。でも向こうの人は、違う才能でJAMESさん羨ましいですっていう人も居るし、それはね人それぞれ歩んできた道が違うから、両方を兼ね備えた人は天才だろうね。たとえばニューヨークのセッションマンとかやっぱりすごいと思う!上手いんだけじゃなく、自分のカラーがあるっていう、最高のアーティストであり、ミュージシャンであるよね~。

ースティーブ・ガッドとか一流の人を同じドラマーとして聴いちゃいますね。

J:40代は色々やったよ。仕事っていうかセッションっていうかさ。たまにこの曲ダセーんじゃないの?って思いつつね。それは人それぞれ好みがあるんだから、いわれた事をやれば良いってね。

ーJAMESさんが弾けばOKって事もありますよね?

J:うん。そういう現場もあるよね!段々とそういう現場ばっかりになっちゃったけどね。

ーそれはJAMESさんの長年の実績で呼ばれるんですよね。

J:うん、そうだね。僕のことを知らない人は呼ばないね。誰でも良いってわけじゃないだろうからね。分かってくれて呼んでくれる事が多いよね。

ー今でも呼ばれる事は素晴らしいです!

J:少なくなってきてるけどね(笑)段々需要が無くなってきてるけど、やっぱり音楽の拘りが薄くなってきちゃってるんじゃないかなと思うんだよね。

ーなんか理解出来ます。

J:例えば、音楽を聴く事体も昔はレコードに針を落としてステレオの前で聴く、そうやんないと聴けなかった時代が段々と時代と共に多様化して、音楽を聴く事への拘りも段々と薄れちゃってきちゃうから、ベースも手で弾くんじゃなくシンセベース(打ち込み)で良いや!みたいな、低音が出てれば良いやみたいなね、そういうレベルの作品もあるから、そうなると段々と需要が無くなってくるよね。頑固者のミュージシャンの仕事はね。

ードラムはそうですよ。

J:そう。ドラムはそうだと思う!可哀そうだけどね。

ー生演奏に近いドラムを表現するソフトが出てるので、仕事にならないですよね。

J:僕も使わせてもらってるんだけど(笑)

ーレコーディングスタジオでドラムを録るとこってお金が掛かるんですよね。

J:でもね。その生ドラムをちゃんと録れるスタジオとエンジニアっていうのが本当の職人だよね。

ーそうなんですよね。

J:だって、そんなの中学生でも出来ちゃうじゃん。リズムパターンが入ってるのをくっ付ければね。そこはとらえ方によるんだけど、スタジオに入って作品を作りたいのか、スタジオ作業をしたいのかで、殆どが作業的な方が多いんじゃないかな?自分でやっててもそう思うんだけどね(笑)しょうがないんだよね。聴く人がそれを拘って聴いてるわけじゃないから。

ー例えると、アートで絵を描く人と看板屋さんで絵を描く人の差だと思うんですけど

J:看板屋さんは看板屋さんで拘りはあると、熟練の深さがあると思うよ。

ー今の時代の音楽はパソコンがあれば簡単に出来るようになったんですけど、やっぱりレコーディングスタジオで一発録りの緊張感とかがサウンドに出るんで、そんなレコーディングが良いと思うんですよ。

J:そうだね!僕のアルバムに関しては全て一発録りだよ。

ーギター、ベース、ドラムを同時にですね。

J:もちろんそうだよ。それがやっぱり潔いっていうか、最初から修正ありきの人も居るじゃない?そういうレコーディングもあるんだけど、そうするとキリがないんだよね。

ーそうなりますよね。

J:時間とお金があれば良いけど、修正修正で最初っから…、そんなの僕が演奏しなくても良いんじゃないのって。

ーDAWでもテープでもレコーディングに挑む時の緊張感を大切にすれば本当は良いんですよね。

J:そうだね。毎回毎回テイクごとにノリが違ったりとかするからね。今のが良い!とか前のほうが良いとかね。同じ演奏は二度と出来ないからね(笑)

ーまた同じニュアンスを表現するって難しいですね。

J:そこにね人間性が出るんだよ。あまり自信ない曲とか、この曲は自信満々だなとか、音にそういう人が出るよね!だから面白い!

ー昔の時代のレコーディングは、今のようにPCで修正が簡単に出来なかったので録音する緊張感とかすごかったと思いますよ。今の修正が当たり前の人には出来ないかもしれないですね。

J:基本的に上手い人じゃなきゃ出来ない、当たり前なんだけど一発で決めれないと。でも、しょうがないんだよ。人それぞれで多様化してるから商業的な音楽もあれば、そうじゃない音楽もあるってね。多分日本の場合は商業的な事が注目されがちだから、アメリカやイギリスと比べて、あまり次の世代に繋がっていかないんだよね。

ーほんとそうですよね!

J:忘れられちゃうんだよね。

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